吹田市の泌尿器科、内科のももはらクリニック 緑地公園駅徒歩7分

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泌尿器科診療

尿に関して

血尿(尿潜血)
目で見て赤い血尿から健診などで指摘される自覚のない尿潜血陽性まで、程度はさまざまです。病態もさまざまですので尿検査や超音波検査を行い必要に応じて検査を追加し加療いたします。
尿蛋白
学校健診で指摘される尿蛋白、立ち上がることにより認める起立性蛋白尿、腎炎に起因するもの、慢性腎臓病に伴うものなどいろいろな病態があります。尿検査、超音波、血液検査など実施しいたします。
排尿困難
尿線が細くなったり、尿線の途絶、二段排尿などが関連した症状です。前立腺肥大症(高齢者に多くみられる疾患で、前立腺が肥大して尿道を圧迫し排尿障害を生じる)や神経因性膀胱(膀胱から大脳に至る神経の一部の障害によって起こる排尿障害)などが考えられます。尿検査、超音波、血液検査、 尿流量検査などを実施しいたします。
夜間頻尿
夜間に排尿のために1回以上起きなければならず、またそのことにより困っている状態。前立腺肥大症や過活動膀胱(膀胱が自分の意思に反して収縮する病気)などの泌尿器科疾患です。多尿、睡眠障害、心不全、腎不全などに起因する場合などさまざまな要因が関与する場合もあります。
頻尿
昼間に8回以上、夜間睡眠時に3回以上、合計で1日8~10回以上トイレに行く時は頻尿といえるでしょう。膀胱や前立腺に起因する場合と尿路の炎症(尿道炎や膀胱炎)による場合があり、治療法も異なります。
尿失禁
咳やくしゃみをしたり、重いものを持ったりした時に生じる腹圧性尿失禁や急に尿がしたくなり間に合わない切迫性尿失禁などがあります。当院では尿検査や超音波の他、レントゲン検査やパッドテスト、排尿日誌にて病状を把握しています。
夜尿症
いわゆる「おねしょ」。正常小児の排尿機構は5歳前後に自分の意志で排尿を中断できる成人型に完成します。よって5歳以降持続するおねしょを病的と考え夜尿症と言います。治療対象となるのはそんなに多くはありません。まずは生活指導から行い必要なら薬物も導入いたします。

痛みに関して

排尿時痛
残尿感や頻尿などの症状を伴うことがあります。多くは尿路の炎症です。女性では膀胱炎、男性では尿道炎が多いでしょう。検尿で感染症が疑われれば細菌検査などを追加しています。
腰背部痛・下腹部痛
腎結石、尿管結石では血尿と痛みを伴い症状がでる場合があります。早期診断とペインコントロールが重要です。結石の自排石が見込めない場合、結石破砕術などの治療は関連施設で行います。
射精痛
前立腺炎などで生じます。血精液症(精液に血が混じる)を認める場合もあります。

前立腺炎

前立腺炎とは
細菌の感染のない非細菌性で冷えやストレスの影響が強いものと、細菌の感染によって起こる細菌性のものとがあります。前立腺に炎症があると、残尿感、頻尿、排尿中の痛みまたは灼熱感、射精痛などの症状がおきます。
検査・治療
医師による問診、おしっこの検査や前立腺の触診をして、前立腺の液を採り、細菌や白血球の有無を調べる検査などを行います。治療は、抗生剤や抗菌剤などの投与、内服薬の使用などです。

こんなことが原因になったり、症状をひどくします。

尿道炎

尿道炎とは
性行為などで病原微生物が尿道に入り引き起こされる性感染症です。病原微生物としては淋病とクラミジアが多く、これらは性器以外の口腔や直腸などにも感染する恐れがあります。
症状
  • 排尿時に尿道に焼けるような感じや痛みがある
  • 膿状(うみ)のような分泌物が出ることがある
  • 尿道に違和感がある
  • 透明な分泌物が出ることがある
検査・治療
尿や尿道口からの分泌物の検査を行います。概ね経口薬の服用を行いますが、時に注射薬を投与することもあります。パートナーの方の治療も一緒に行うことが大切です。

膀胱炎

膀胱炎
膀胱炎とは
過度の排尿の我慢、性交、過労、局所の不潔などが原因で、細菌が膀胱の中に侵入し、増殖して発症する病気です。
症状
排尿痛、頻尿、尿混濁が主な症状で、急性の場合はこれらの症状が激しいのが特徴です。この他、残尿感、下腹部の不快感、下腹部痛、血尿などもみられます。
治療
細菌感染によって起こるので抗菌薬を使って治療します。同時に安静と保温が大切です。水分を多めに取り、便通に注意し、アルコールや香辛料などの刺激物は避けましょう。

腫瘤

腎臓の腫瘍
かなり大きくならなければ触知しないため、健診などで指摘されるケースが多いでしょう。腎臓腫瘍は良性、悪性があり、手術が必要ならば関連施設へご紹介させていただきます。
下腹部腫瘤
尿閉(膀胱に尿が充満しているにもかかわらず排尿できない状態)であれば下腹部に拡張した膀胱を触知することがあります。こういった場合、カテーテルを留置して尿閉を解除し原因疾患を治療します。
陰茎腫瘤
尖圭コンジローマの場合、塗り薬や焼灼術の適応です。手術は日帰り手術が可能です。陰茎がんの場合、関連施設へご紹介させていただきます。
陰嚢内腫瘤
精巣上体炎、陰嚢水腫、精液瘤、また、精巣腫瘍、精索捻転(精巣へ栄養を送る血管がねじれるため緊急手術の適応です)などが考えられます。当院では超音波カラードプラエコー検査を利用し、より早い診断、治療を行っています。

前立腺がん

前立腺がんとは
前立腺がんの多くは、尿道や膀胱から離れた場所に発生します。そのため、初期には自覚症状がないことがほとんどです。がんが大きくなり、尿道などに浸潤すると血尿や「おしっこが出にくい」、「トイレの回数が多くなった」など前立腺肥大症のような自覚症状が出ることもあります。
前立腺がん検診
血の検査でPSAをみせていただき、確定診断に必要なら前立腺の組織を採取する前立腺生検を実施しています。入院で行う施設が多い中、当院では日帰り手術で行えます。
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前立腺がん治療
がんの診断が確定した場合、転移の有無を検索し病期診断を行います。その上で患者さまにそれぞれに合った治療(前立腺全摘、放射線治療、ホルモン治療など)を提示させていただき、手術、放射線治療は関連施設へご紹介させていただきます。なお、ホルモン治療は当院で施行可能です。

日帰り手術

当院では下記の日帰り手術を行っております。
所要時間は概ね30分~1時間です。後日来院していただく必要がございます。
前立腺生検
前立腺がん検診の項参照。
尖圭コンジローマ焼灼術
電気メスを用いて腫瘤を切除いたします。
経尿道的膀胱内生検
膀胱がん、膀胱腫瘍、間質性膀胱炎などで組織採取を行う場合。膀胱内の粘膜を一部切除します。
経尿道的止血術
尿道、前立腺、膀胱粘膜等で出血した場合、止血術も可能です。
両側精管結紮術
いわゆるパイプカット手術。80,000円(税抜き、麻酔込)
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勃起障害・男性更年期障害

まったく勃起しない状態、性行為の途中でなえてしまう状態、性欲低下等の症状があります。また、女性側の性交渉拒否などが原因で生じる心因性勃起不全症も含まれます。最近では男性でもホルモンの低下が起こる男性更年期障害という病態も指摘されております。 当院ではED治療薬の処方も行っております。

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